1年ぶりに親知らず2本目の抜歯をしてきました。
前回のブログにも書いた通り私の親知らずは埋まっているのである・・・
1本抜いて知らん顔したかったのが本音ですが矯正した歯列をガタガタにされるのは非常に困るので
頑張って(?)抜いてきました。抜いた歯がとても面白い形だったので最後に貼っときます(?!)
今日は抜歯後の歯みがきの仕方について!真面目に書きます!
抜歯後当日は、歯を抜いた場所に当たらないよう注意しながら磨いてください。
抜歯窩の中では、傷を治す大事なかさぶた「血餅」が出来ています。
血餅は口の中の細菌から、むき出しになった骨を守ってくれる役割を持っていて、
傷が治る前に血餅がとれてしまうと細菌感染を起こして「ドライソケット」という激痛を伴う状態になることがあります。なのでうがいもそ~っと優し~くしてくださいね。歯磨き粉の使用も刺激になりますので、つけずにそのまま磨いてください。
(当日の歯磨きは怖かったらお休みしてもいいと思います!明日挑戦しましょう!)
抜歯後の食事の時、食べたものが歯を抜いた穴に入ってしまい取れなくなることがあります。抜歯箇所を縫ってあると糸が邪魔をしてますます取れなかったり……
ここで注意です。気になるからといって
「爪楊枝でつついたり、強い水圧を当てないでください。」
うがいで取れなくても、穴の底から歯肉が徐々に盛り上がり自然に出てきます。そのままにしていても問題はありません。どうしても気になる時は歯科医院で取ってもらいましょう。自分で穿るのは危険です!!
歯に付く汚れ(プラーク)は細菌の塊ですので、その細菌を歯みがきで減らして、お口の中を清潔に保つのは、抜歯窩の傷の治りを助けてくれます。痛みやお口の開けられる様子は個人差があるので「絶対」ではありませんが、抜歯窩以外はいつも通りにしっかりと磨きましょう。
ヘッドの小さい歯ブラシやタフトブラシがおススメです。
抜歯の後、思うように歯みがきが出来なくて、「せめてうがいだけでも…」と、ブクブクうがいをするのは厳禁です。気持ち先ほど述べた「血餅」が取れてしまう可能性があるからです。血餅が安定する2,3日は口の中で水を移動させるように、
「優しく、静かに、顔を傾けるようにうがいをしましょう。」(重要ポイントです!)
抜歯から3日目くらいになると、歯みがきも少し楽に出来るようになります。抜歯した部分に歯ブラシが強く当たってしまうと、血餅が取れてしまうことがあるので、ゆっくり磨いてくださいね。抜歯当日、翌日は歯みがき粉の使用をお勧めしませんでしたが、いつも使っていたもので大丈夫ですので、普段より少量にしてお使いください。
抜歯後1週間くらいになると、抜歯窩の中の血餅もほぼ自然に無くなり、新しい歯肉が抜歯窩の底から出来始めます。縫合した場合はこの頃に糸を取ります。
そろそろ歯磨きやうがいも普段通り行っていただいて大丈夫です。
抜歯後の穴は底から盛り上がるように塞がってきますが、歯肉が完全に盛り上がってくるのは1か月くらいかかります。
では最後に約束の(?!)画像を張り付けときます!
閲覧注意です☆彡では。